(和倉温泉の旅館でくつろがれるお二人=お客様ご提供写真、以下同じ)

雪国北陸は、太平洋側に住む人にとっては、どこか神秘的な土地のよう。東京に住むお二人は、そんな春まだ浅い時季を選んで二泊三日の石川県の旅を計画されました。
一昨日の午前、JRの北陸フリー切符を使って和倉温泉へと向かう車内。今日のお昼はどうしようかと、スマホで調べていたら、能登にも牡蠣(カキ)が食べられるところがあることを発見。行き先を能登・中島まで足を延ばし、お食事処でカキのフルコースを召し上がられました。
(中島のお食事処で食べられたカキのフルコース)

カキフライや焼きガキ、蒸しガキ、カキ飯と、旬のカキが様々に料理されたフルコースが目の前に。
「どれもすごくおいしかった」とお二人。
「それにしても平日にもかかわらず、お店は人でいっぱいでした」と、その人気にも驚かれたとのことでした。
その夜は、七尾湾を望む和倉温泉の旅館でゆっくり。広々とした海原に気分は爽快。「海岸を歩いていたら、虹が出ていたんですよ」と、そんな幸運なシーンにも出会ったとおしえて下さいました。
(ひがし茶屋街も楽しい時間に)

今朝着いた金沢では、ひがし茶屋街から城下町の観光地めぐり。藩政時代の面影が色濃いお茶屋・志麻を見学するなど、百万石文化の精髄にふれられました。
その後、新竪町商店街の雑貨屋さんや21世紀美術館などを回られ、あかつき屋に入られました。
街なかのご散策では、強風を受けていたことから、「金沢って風が強いまちなんですね」とお二人。
「いや、今日は春一番が吹いて、特別なんです。こんな風の強い日は、年にそう何回もありません」と私。
思いがけない、天候のめぐり合わせでしたが、お二人は、苦にもならないご様子でした。
夜は、片町のおでん屋さんのほか、屋台風の飲み屋さんが続く新天地でも食事をされて帰ってこられました。
「ディープな夜になりましたね。(新天地で)知らない店に入るのは金沢の人でも、ちょっと勇気がいるかもしれません」と私。
夜は、そんなこんな話で、大いに盛り上がりました。
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