そんな中、心がぽっと明るくなる出来事が、続きました。
一つは、昨年末に近くの味噌蔵町小学校へお贈りした水墨画の御礼にと、小学校から感謝状などが届いたこと。そしてもう一つは、近所のお餅屋「山本観音堂」さんに先日、お餅作りの作業風景を見せて頂いたあかつき屋のお客様が、そのお店のお餅を使って、お雑煮を作られたという話です。
いずれも思いがけないことがきっかけだっただけに、そのハッピーな顛末に喜びが胸の内に広がりました。
(水墨画を寄贈したことに対する金沢市様からの市長感謝状)

(藤森校長先生は、シクラメンと寒梅も持ってきて下さいました)

味噌蔵町小学校へ贈らせて頂いた水墨画は、私の父が描いたものです。父が昨年のロンドン五輪・柔道女子57㌔級で優勝した松本薫選手の活躍に感銘して描いたもので、その絵のタイトルは「決めた!金」。
松本選手は、ご実家があかつき屋の近所にあり、松本選手が子どもの頃、近くの味噌蔵町小学校へ通っていたこともあり、父と相談して、その絵をこの小学校へ寄贈させて頂きました。
その御礼にと、この度、藤森校長先生が、市長感謝状と寒梅「玉牡丹」の幼木とシクラメンを携えて、あかつき屋にお越しになりました。
校長先生「頂いた水墨画のことは、年末の終業式の時に、全校児童に紹介しました。松本選手の絵は、子どもたちの励みになると思います」。
とても恐縮なことです。さわやかな雰囲気のする花は、早速玄関に飾らせてもらいました。
お客様と観音堂さんへお邪魔したのは、お正月の鏡餅を再びお餅に作り直す工程を見学させてもらうためでした。その際、東京からのお客様のKさんは、お土産に切り餅などを買って帰られたのです。
(観音堂さんのお餅を使ってお客様が作ったお雑煮=写真掲載了解済)

帰った後、早速ご自宅でお雑煮を作られたそうです。
「歯ごたえがあって本当に美味しかったです!」とKさん。何でも、観音堂さんでは、ご主人から、お餅はトースターで焼くと、ふっくら柔らかくなるのに網にひっつかずに、つるっと取り出せる、と教わったとのこと。
言われた通りにしてみると、全くその通りになり、とても美味しくできたそうでした。
いずれも歩いてすぐに行ける範囲内であった、あれこれ。寒さを忘れる、心なごむ出来事でした。
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