学生さんや先生は、びっくり仰天。「とんでもないものを見てしまった」といった表情で、しばしその姿に目が釘付けになりました。
(天神町の民家の軒下に横たわっていたイノシシの巨体)

そこはYさんのお宅で、そこのご主人の狩猟仲間が昨日、小松市大杉方面の山中で射止めたそうです。
イノシシは、メスで体長は約1.5㍍、体重は100㌔ほどあるそうです。横たわっていると、本当に大きく感じます。
そのイノシシを前にして、Yさんのご家族らが手慣れたご様子で作業を進めておられます。既にイノシシは内臓が取り除かれており、次に血抜きをするために、軒下の滑車に通したロープにイノシシをくくりつけ、イノシシを持ち上げようとしていました。
奥さんも交えたYさんのご家族らは、「セイノー」と声を合わせてロープを引き、イノシシを天井から吊るしました。見ていても力が入り、どこかユーモラスでもありました。
天井に吊るされたイノシシが安定した後、男性はナイフでお腹の中の残物を除き、きれいにしているようでした。
こうして処理したイノシシのその後は聞きそびれました。
それにしても、城下町金沢の歴史探訪を兼ねた町歩きで出くわした思いがけない風景。学生さんらに強烈なインパクトを与えるとともに、どこか奇妙で不思議な、こまちなみ散策となりました。
スポンサーサイト