そんな風景は、暖かい土地に住む人たちにとっては、魅力でもあるようで、新年早々タイや東京からお客様があかつき屋にお見えになりました。
でも、寒いことには変わりなく、お客様たちは、にっちゅう観光に出かけられた後、あかつき屋では夜、協力して鍋料理を作られました。鍋の主役は、やはりカニ。近江町市場で買ってこられた食材で鍋料理を作られ、身も心もあったまられたようでした。
(カニのお鍋を囲み、夜を楽しく過ごされるお客様=写真掲載了解済み)

(赤いカニは、やはり存在感があります)

タイはいわずと知れた常夏の国。そのため北国の冬は興味がそそられ、とりわけ雪は神秘的なもののようです。北陸の寒さは初体験ながらも、タイからのお客様たちは今日、忍者寺や武家屋敷跡、金沢城公園などを精力的に回って来られました。
通称Boyさんは、雪に親しみ、雪とたわむれて帰って来られました。手にしたペットボトルに白っぽいものを入れておられます。中に入っているのは雪でした。ここに長年住みついている私のようなものには、雪には特別の感興はないのですが、タイの方にとっては、心躍る空からの使者のようでした。
(雪をペットボトルに詰めて持って来られたBoyさん)

この日お泊りになった東京からの男性のお客様は、お料理に長けておられる人でした。今朝、今日の夕食は鍋料理にすることを提案され、近江町市場での買い出しからお料理まで一手に引き受けられました。
夕方頃に近江町市場に着いたので、カニ、甘エビなどは信じられないような安値で買うことができたそうです。お鍋のほか、ブリや甘エビのお刺身などを手際よく準備されました。
このほか、最近アメリカ留学から帰られた東京の女子学生さんも一緒に加わり、楽しい夕ご飯となりました。
「今年一年、健康でがんばっていきましょう」と互いに誓いながら。
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