能登の魅力描く 室谷さん一家の作品展

奥能登で創作活動をされる抒情書家室谷一柊（いっしゅう）さん、朱琴（しゅきん）さんご夫妻と娘さんの文音（あやね）さんご一家の作品展「滲（にじみ）」展」が、しいのき迎賓館で始まり、訪れました。

作品は能登の里山、里海の風景を詩情豊かに描いており、新たな能登の魅力にふれる思いがしました。

（室谷さんご一家の作品が並んだしいのき迎賓館会場）


黒い墨を使った書の作品のほか、青やオレンジなど様々な色を使い、日本画風に仕上げたものなど、作品は多彩。落ち着いた雰囲気の作品のほか、見ていて心弾むものもありました。

室谷さんご家族が、それぞれに制作したもののほかに、ご夫婦、親子とコラボレーションした作品も多く、独特の味わいがありました。

昨年、室谷さんご一家は、外国人の作家たちとともに、このしいのき迎賓館で、モダン・ジャパネスク展を開催されました。今回は、ご一家の作品展。改めて作品を鑑賞させて頂き、室谷ワールドの魅力を知りました。
作品展は今月１１日まで開かれています。