
講師の木越先生は、「金沢城は石垣の博物館」と言われるほどに、江戸初期、前期、中期、後期と建築年代の異なる石垣で築造されていると説明されました。意匠を意識して造られたと考えられる石垣もあるとのことで、見ごたえのある石垣もなるほど理由があるのだなと納得しました。
また、城と周辺の町並みと関連させて考えることが重要だと指摘した上で、金沢城は北からの敵の襲来を想定して、北向きに造られており、石川門周辺には重臣を置き、卯辰山、小立野、寺町には寺院群を配置したと話されました。
身近にある金沢。でも、これを人に語ろうとすると、恥ずかしながら断片的なものしかありません。この方面についても、精力的に吸収していかなければ。
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