その日は、小学校の同窓会会場として、あかつき屋は全室貸切となりました。今は、50代半ばに入り、すっかり貫禄のついた(出席者談)幼なじみたちは、童心に帰ったように、大きな氷の柱に歓声を上げ、夜遅くまで語り合われました。
(氷柱を囲み歓声を上げられる、同窓会に参加されたお客様=写真掲載了解済、以下同じ)

氷柱は、お客様サービスの一環として、実験的な意味合いもあって、コミュニティ・ルームのテーブルの上に置くことにしました。氷柱は、東山の氷店「クラモト氷業」さんから購入し、午後4時半ごろに配達してもらいました。
高さ50㌢ほどの氷の柱は、お部屋の中に入ると迫力満点。氷屋さんが、テーブルの上に氷柱を立てると、「ウワーっ」と歓声が上がりました。
(氷柱に手を当てて楽しまれるお客様)

(飲み物を冷やすのにも利用されました)

お客様は、冷気を放つ氷のそばで涼をとられる一方、氷に手を当てて感触を楽しんだり、氷の上に缶ビールや缶チューハイなどを載せて冷やしたりするなど、思い思いに氷とのふれあいを楽しんでおられました。
時間がたつにつれて、氷は角がとれて、丸くなってくるので、「人間といっしょやね」と話す人があり、笑い声が上がりました。
お客様は、能登の小規模校のご出身で、保育所から小学校まで、同じクラスで過ごされたお仲間たち。卒業生の多くが、金沢やその近郊に暮らしているので、あかつき屋のある金沢で初めて同窓会を開催することになったのでした。
なお、この氷柱、結構長持ちするもので、翌日のご家族連れらのお客様にも楽しんで頂きました。
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