お客様は6日が、兵庫県立大学環境人間学部居住空間計画コース環境デザインコースの松本滋教授ゼミのご一行様と連泊中のお客様、7日が大阪の乙女文楽座の皆様です。
一日の活動のエネルギー源は、いずれも朝食。食事は、あかつき屋では定番になったパン屋・森長さんで買ってきた焼き立てのパンにコーヒーと、シンプルですが、内容はしっかりしたものなので、身体には力がみなぎります。
(朝食をとられる兵庫県立大の松本教授ゼミの皆様=右側と連泊のお客様)

朝食後、松本教授ゼミの学生さんらは、城下町の調査に元気に街へ繰り出し、乙女文楽座の役者さんらは、あかつき屋の近くのお寺・常福寺さんで、洗練された人形浄瑠璃を熱演されました。
あかつき屋の朝の食卓に並ぶ森長さんのパンは、焼き立ての上に、新商品も含めて種類が多いので、連日食べても飽きがきません。
お客様は、そんなパンの食事で一日をスタートさせ、百万石の城下町というフィールドに、身も心も燃焼させて過ごされます。
松本先生の学生さんらは6日、兼六園やひがし茶屋街などを回られました。あかつき屋に帰ってきて、「日ごろの行いがよかったせいか、(心配していた雨が降らず)天候に恵まれた」と、この日の活動の手ごたえを語っておられました。
(打合せを兼ねた朝食をともにされる乙女文楽座の皆様)

一方、乙女文楽座の皆さんは7日、金沢では初めてとなる公演に臨まれました。時代衣装を身にまとった人形を一人で操る、なかなか体力のいる芸。
(乙女文楽座さんの演目「二人三番叟」=上と、「生写朝顔記 宿屋の段 さわり」=下)


正装された一座の方は、そんなこともものともせず、りりしく演じられ、客席から大きな拍手を受けられました。
お宿を営む者としては、お客様がご宿泊中、金沢の地で、のびのびと過ごされるようにと願っているので、一日を終え、思いを遂げられたようなお客様の表情に接すると、私たちは本当に心からうれしくなります。
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