兼六園では、わずかですが梅の花が開花、あかつき屋の近所の和菓子店「山本観音堂」さんでは、店頭に花見団子が並びました。そんな自然や街角の変化に心をなごませ、お客様とのやりとりや、ご来客の準備に勤しんでいます。
(わずかに花が開いた梅=兼六園)

八坂を登って着いた兼六園。料金所の女性に梅林の梅の花の様子を尋ねましたが、声を落としがちに「(この冬の寒さのせいで)花は半月ほど遅れていますね」とのことでした。
それでも園内には、わずかですが、ほころんでいる木がありました。枝のところどころ見える白い花。園の人にお聞きすると、その梅の品種は「白加賀」とのことでした。
花の姿は、かれんで清純。そして、どこか遠慮がちに見えました。
(近所の和菓子店の店頭に並んだ花見団子)

近所の和菓子店の「山本観音堂」さん。ガラスケースに花見団子が並び始めました。
他のお菓子を買うために立ち寄ったところ、このお団子を見つけたのでした。
紅と白、そして、よもぎの三種が一本の串にさされています。女将さんが「ちょっと形の悪いのがあるので、それでも食べてみませんか」との言葉に甘えて、一個頂くことに。
柔らかな食感、口の中に、ほどよい甘さが広がりました。
このお店では、兼六園の桜の花見シーズンが終わる頃まで、この花見団子を作り、お店に出すとのことでした。
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