金沢の庶民の台所にも春の息吹。お店の人の表情もどこか明るかったです。
早速、ふきのとうを買って、夜、これを材料に初めて、ふきのとう味噌を作りました。出来上がりをおにぎりにのせて食べると、口の中に“春”が広がりました。
(近江町市場に並び始めた能登産のふきのとう=上、と野ぜり=下)


ふきのとうは能登産で、初々しくパックに収まっていました。その隣には、これも同じく能登産の野ぜりも並んでいました。
お店の人は「(ふきのとうや野ぜりは)雪がとけたら、次々と出てくるもんやね」と、市場から能登の里山の変化を感じとっているようでした。
私はこのはしりのふきのとうをとにかく1パック買い求めました。
さて、自宅で何を作ろうか。ネットで調べたら、素材の風味をそのまま味わえ、比較的手軽にできそうなので、ふきのとう味噌を作ることにしました。
(できたふきのとう味噌は、おにぎりにのせて食べました)

一時間ほどで、ふきのとう味噌は出来上がりました。これをおにぎりにのせて食べることに。
ふきのとう独特の、ほろ苦さはあるものの、どこかさわやか。この清涼感さえある風味には今、どんな調味料もかないません。
あかつき屋は、素泊まりのお宿なので、ふきのとう味噌をお客様にお出しすることはないのですが、「ふきのとう体験」は私にとって、これからの春の行楽シーズンに向けて、気持ちがきりっと引き締まる、きっかけになりました。
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