そんな中、あかつき屋の仕事の合間を縫って、ふだん訪れることのない、金沢では由緒ある坂を友人らとともに歩いて訪れました。
そこは、観音坂。中腹には、昨年10月にオープンしたという町家づくりのカフェ「観音坂いちえ」があり、しばし歓談の時間をもちました。
(観音坂。数日ぶりの雪で静かなたたずまいを見せていました)

観音坂は、ひがし茶屋街の山側にあるところ。夏の四万六千日法要で知られるお寺・観音院へと続く坂道です。
七稲地蔵で有名な寿経寺から、ちょっといったところにあります。
訪れた時は、雪が降っていました。滑らないように足下に気をつけながら、一歩一歩階段を上っていくと、お目当ての町家カフェ「いちえ」さんがありました。
(観音坂の中腹にある町家カフェ「いちえ」)

このカフェは大正9年に造られた建物を昨年改築して、オープンしたそうです。店内は町家独特の深みと落ち着きの中にも、現代的なセンスも感じられます。
(窓外には、雪で白くなった家並みがありました)

窓外は、そんなに激しくないものの雪が降り続いています。浅野側河畔に広がる町の風情を楽しみながら、友人らとともに近況などを語らいました。
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