8月初旬、私の宿修業についてとばや旅館さんにお願いに上がった際、その期間を1週間にしようかと考えたのですが、お互い手探りのところがあるため、とりあえず期間を前半、後半に分けることにしたのでした。今回の彦根行きは、その後半に当たるもので、1ヶ月ぶりの現場での実践学習となります。
書籍や資料を読み込む勉強、インターネットによる情報入手、セミナー受講等々、学習の方法はいろいろありますが、他人様の中で、修業の身として立ち働くのは、厳しさの点で雲泥の差があるのでは、と実感しております。思い込みや偏った知識も正されるのではないでしょうか。

雨交じりの天候となった今日、町家ゲストハウスの前の植え込みを見たら、幾本ものススキが羽根を広げるように穂を伸ばしていました。その背後には、空をも覆わんばかりの瓦屋根を載せて鎮座する広済寺さんが。昼時でも、静けさが支配する界隈。秋の深まりを感じたことでした。
スポンサーサイト