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あかつき太郎の町家日記

金沢町家ゲストハウス あかつき屋をめぐる出来事や思い、人とのふれあいなどをつづるブログ。街角の話題や四季折々の風情も紹介していきます。

あかつき屋のホームページはこちらです。

雪の城下町歩き、和菓子作りや兼六園散策

クリスマスに合わせて、あかつき屋に連泊中の二人連れの女性のお客様は今日、雪の城下町を歩きながら、和菓子手作り体験や兼六園散策などをして帰って来られました。
特に県観光物産館で開かれた和菓子手作り体験は、プロの菓子職人の指導の下、金沢ならではの上生菓子を実際に作り、出来上がった品を持ち帰れるとあって、お客様にはことのほか印象深かったようです。お二人は笑顔でお宿に戻ってきて、きれいに作り上げた和菓子を披露して下さいました。

(お客様が手作りされた和菓子。あかつき屋に携えて来られました)
wagashi1.jpg
(和菓子手作り体験で準備された材料や道具
             =県観光物産館、お客様撮影・写真掲載了解済、以下同じ)
wagashijyunbi.jpg

この日の体験教室は、市内の和菓子屋さん「うら田」の職人さんの手ほどきで進められました。
へらなどの道具は準備されているものの、ほとんど手作業で、40分ほどかけて、餡や求肥(ぎゅうひ)などの材料を粘土細工するように、平らにしたり、丸めたりしながら、3個の和菓子を仕上げたそうです。
お土産として、プロの職人さんが作った和菓子1個が付けられました。

お客様にとって、うれしかったのは、上品に出来た和菓子もさることながら、1200円の体験料を払いながら、500円のお買い物券が付いている点でした。

お二人は「上生菓子はもともと高いもの。それなのに(お買い物券が付き)500円分得した気分。せっかくなので、観光物産館で、お買い物券も使って、お土産を買いました」とのことでした。

お二人はこの後、観光物産館からすぐ上の兼六園を散策されました。間断なく雪が降る天候だったものの、大勢の観光客が来ていたそうです。

(雪化粧した兼六園の唐崎松)
kenrokuen1.jpg
(雪吊りされているものの、松は雪をはねのけるだけのたくましさを備えていると感じました)
yukikenrokuen2.jpg

雪をかぶった唐崎松など、冬の名園の風情を撮影されていました。そのうち、私は、雪をかぶった松の木をアップにした写真に心が引きつけられました。

一見すると、雪吊りの縄が、雪をかぶった松を支えているように思えます。が、確かに縄の力を借りているのかもしれませんが、松の枝や葉自体が力をもち、雪の重みに抗しているいるように見えるのです。暖かな季節に力を養ったかいあって、厳しい冬になった時でも、雪をはねのけるだけの、しなやかさと強さを備えている。

葉や枝には、そんなことを感じさせる、若々しいほどの生気が認められました。

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