式が執り行われた宇多須神社拝殿では、厳粛な雰囲気の中、新郎新婦が誓いの言葉を述べた後、指輪の交換が行われました。明るく快活な新郎新婦も、この時ばかりは、終始神妙な表情でした。
(結婚式での指輪の交換)

この後、式参列者は茶屋街の目抜き通りへ。しずしずと歩く新郎新婦を沿道の観光客らが、まぶしい表情で見守り、祝福の拍手を送っていました。
(茶屋街の小路を歩く「花嫁道中」)

(新郎新婦の友人も加わった記念写真)

新郎の友人たちをお泊めすることに
実は、この結婚式をめぐって、私どもは思いがけない体験をすることになったのです。新郎の友人たちが、金沢に滞在中、私どもの町家ゲストハウスに宿泊したいとのリクエストがあったのです。どうせ泊まるのなら、日本情緒を味わいたいと、町家を指名されたのでした。
「私たちの勉強の機会にもなる」と、私どもは大急ぎで準備に入り、ここ半月ほど掃除や、電気器具、家具などの点検に奮闘し、結婚式前後、ボランティアで数日間彼らの宿泊のお世話をさせて頂きました。
彼らが滞在期間中、英語のシャワーを浴びることになり、全身注意力の塊に。理解しにくい時は筆談を交えながら、何とかしのぎました(?)。
(町家ゲストハウス前での新郎友人たちの記念写真)

うれしかったのは、彼らは私どものゲストハウスの開設に向けて、いろいろとアドバイスしてくれたこと。大いに参考になるもので、今後分からないことがあったら「遠慮なくEメールを送って下さい」とのことでした。
式の朝、彼らは正装に着替えた後、町家正面で記念撮影し、東山に向かうため、ふらっとバスのバス停「小将町」に歩いて行きました。
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