そんな中、あかつき屋に宿泊されている千葉からのお客様は、北陸の冬を楽しむかのように、金沢市内をあちこち移動され、北陸の味覚にふれたり、名所を訪れるなどして一日をフルに過ごされていました。
(お庭に降り積もった初雪)

雪は、昨夜の雷鳴とともに降ったようでした。ブリ起こしとも言われる、この冬雷、お客様は驚かれましたが、冬の日本海の王様ブリの漁期の号砲にも聞こえ、北陸に住む者にとっては、そんなに悪い知らせではありません。むろん落雷による火災には、気をつけないといけませんが。
お庭の雪の方は、量が大したことがなかったので、松の木の雪吊りに留まりませんでしたが、朝の光を受けた頃は、神々しい雰囲気さえありました。
(お客様が近所のお店で買って来られた地酒とケーキ)

その中で、千葉からのお客様は、朝一に妙立寺(通称・忍者寺)に出かけられた後、昼過ぎにいったん戻ってこられました。手には、何か持っておられます。
中身は、お酒とケーキ。何と近所の酒屋「酒のふじた」さんと、賢坂辻の堀田洋菓子店さんで買って来られたのでした。
お酒は、お店の人に薦められたということで、高岡の地酒「勝駒」。ケーキを酒の肴に、「まろやかな味わい」(お客様)の勝駒を召し上がっておられました。
夜はカニとブリにこだわりたいということで、素材の良さと店主の創意工夫に定評がある笠舞の割烹・居酒屋「まつ蔵」へ行かれ、北陸の冬の幸を満喫されたようでした。
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