(県立美術館裏の小道。木々の紅葉が美しい)


県立美術館では、北國水墨画展が開催されており、それに父が近作を出品しているので、鑑賞で訪れたものです。見学後、美術館の喫茶店でお茶しようとしていたのですが、満席のためかなわず、ふらりと裏手に出ました。
そこには、崖に沿って小道が整備されていました。適度にカーブしているので、景観としてよいばかりか、歩いていてもどこか心弾む感じ。晩秋の木々の色合いの妙を楽しみながら、気ままに歩きました。
(繁みの間から21世紀美術館=手前と市役所=奥が見えます)

途中、繁みが切れたところがあり、そこから下界が望めます。下はどこだろう。見下ろすと、金沢21世紀美術館と市役所が正面にあるのでした。緑の小窓から、アートのトレンドの最先端をゆく21世紀美術館と金沢市の行政の中心が見えるわけで、金沢の中心部を象徴する風景のように映りました。
(本多町へと下りる階段。傍らでは、滝が水しぶきを上げて流れています)

小道から、本多町方向へ下りる階段があります。市中村記念美術館へと通じる道です。傍らには、滝が流れています。雨の後とあって、ふだんより水かさが多いようです。
周囲がとても静かなだけに、滝の水音は、荒々しくさえありました。
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