その作家さんは、能登町を拠点に創作活動に勤しむ抒情書家室谷一柊さん、朱琴さんご夫妻、娘さんの文音さんの3人のほか、イギリス、スイスから来日された絵画、木工、版画、写真などの作家4人です。
(朝食を囲む能登町とイギリス、スイスからの作家さんたち)

作家さんたちは、あかつき屋で町家情緒に親しむ一方、歴史と伝統が息づく百万石の城下町金沢で自作を発表するとあって、気合をみなぎらせながら、会場設営などの準備に当たっておられます。
モダンジャパネスク展では、「能登の風に乗って世界の花を揺らす」をうたい文句に、室谷さんご一家のほか、同じ能登町で活動するマスヤケイコさん、そしてイギリス、スイスから来られた若手芸術家4人が、自信作を披露します。
作家さんご一行は、あかつき屋には20日からお泊りになっています。作品展を前にしているため、観光している時間はなかなか取れないのですが、あかつき屋と会場の行き帰りなどに城下町の風情を味わっておられます。
朝あかつき屋を出発し、八坂を経由して兼六園横から県立美術館前の広坂を下って、しいのき迎賓館まで歩いて行きました。
木々は紅葉が進み、周囲の景色を見ているだけで心地よく、「とてもいい気分。これから作業したくなくなる」と彼らは笑って冗談を飛ばしていました。
(しいのき迎賓館前に貼られたモダンジャパネスク展のポスターを見つけて笑顔のご一行)

しいのき迎賓館前では、モダンジャパネスク展のポスターが貼られており、これを見て、一同は思わずにっこり。指を差して、大勢の人に来場して頂けることを期待していました。
お宿では、大きな掘りごたつを囲んで団らんのひとときを過ごしておられます。朝食では、百貨店のパン屋やスーパーなどから買ってきたパン、フルーツなどをお腹に入れながら、今日一日のスケジュールなどについて、打合わせておられます。
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