少し、その場に同席させて頂いたのですが、お宿は、学生の修学旅行のような明るく、楽しい雰囲気に包まれました。
(新潟からお越しの女性グループ。声を合わせて乾杯!)

(さくら亭さんから取られた懐石弁当)

このグループは、パッチワーク教室の講師の先生と、その生徒さんや、そのお友達らで構成されています。
この教室では1年に1回、この時期に教室の親睦を兼ねて、全国各地を旅行されているとのことです。
あかつき屋ではこれまで様々なグループをお迎えしていますが、実は今回のような“熟女軍団”(失礼!)は初めて。
この日は、楽しみな一方で、鑑識眼を備えた経験豊かな方々なので、恐さ(?)半分で当日を迎えしました。
夕方、お客様たちは、にぎやかに玄関に入って来られました。さぁ、戦闘開始。気合を入れて、おもてなしがスタートしました。
とは言うものの、お客様はこの日に合わせて、事前の準備をされていました。お食事に、兼六園そばの「さくら亭」さんから2,625円の「懐石弁当」を注文されており、既に銀行振り込みで支払いを済まされていました。
あかつき屋の近所の串焼き屋「かず家」さんには宿に到着後、お好みの焼き鳥を注文され、近所の酒屋「酒のふじた」さんからもお酒を買い出しに出られ、食材をそろえられました。
掘りごたつにすべての料理がそろい、皆で乾杯。おいしい料理に舌鼓を打ちながら、尽きない話に長い夜を楽しまれました。
(お客様が手作りされたパッチワークの作品群)

パッチワークを共通の趣味とするお客様たち。携行されているバッグやポーチなどは、自作のパッチワーク製とのことで、お客様の力作をテーブルに並べて見せて下さいました。
私がこのブログを書いている最中、私のそばに近寄って、耳打ちされました。
「パッチワークは、私たちの生きがいなんです」「(パッチワークをやることで)うつ病が治った人もいるんですよ」。
分かりました。そのことも付け加えさせて頂きます。
一泊二日の旅ですが、翌日も大いに金沢をご満喫下さい。