あかつき屋では、そんな気候の変化とともにここ数日、家のたたずまいを秋仕様へと整えつつあります。玄関の軒下に吊るしていた風鈴は片付け、上がりの間の小机に「うさぎと月」をあしらった小さな置物を飾りました。玄関には、秋の草花を生けると、初秋の趣が醸しだされました。
(「うさぎと月」のお飾り)

これまで定番の黒電話があった場所に置いた「うさぎと月」のお飾り。すすきが、そよぐところでたたずむうさぎたちが、空に浮かぶ名月を見上げています。野の生き物たちも、静かに深い夜を楽しんでいるのでしょうか。
(玄関の花=上と衝立の花=下)


玄関の花は、あかつき屋から至近の、たけした花店さんに花材を選んでいただきました。
うんりゅう柳、赤なす、日扇、のばら、やはずすすき。落ち着いた中にも、草花それぞれに個性的な彩りがあり、玄関をきりっとさせています。
ムクゲを上がりの間の衝立に飾りました。その白い花が、周囲に清楚な明るさをつくっています。
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