メンバーは、アカペラ・タウンの街角ライブのほか、しいのき迎賓館での「しいのきコンサート」や、新竪町商店街のまつりにも出演するなど、大車輪の活躍を見せられました。
(出発前に記念写真に納まるPublic Bath Houseのメンバー。右端は北村さん)

この日の出発の朝、彼らの表情には安ど感と充実感が漂い、お世話させて頂いた私どもは、ほっと一息つくとともに、彼らのパワフルな歌唱に魅せられ、新たな元気が生まれました。
メンバーは打ち上げなどで前日は深夜に宿に帰られたにもかかわらず、小松空港便が朝早かったために、午前6時頃には起床し、慌しく身支度を整えられました。
合い間を縫って、色紙に一人ひとりサインをして下さいました。
(メンバーが色紙に書いて下さった寄せ書き)

金沢での公演がいろんな意味で刺激的だったようで、メンバーは口をそろえて「来年また金沢に来たい」と話しておられました。
メンバーに同行して、あかつき屋に宿泊して頂いた金沢アカペラ・タウンのアドバイザーの北村嘉一郎さんは「課題はない訳ではないけど、これだけのイベントを成功させられるのは、金沢のアカペラの裾野が広い証拠。今後が楽しみ」と、催しを評価されました。
前日夜に、あかつき屋に数人の実行委員とともに顔を出された本田政孝会長さんも、数ヶ月続いた準備作業から解放されたせいか、ほっと肩の荷を下ろした表情。今年は初めて海外のアカペラグループを招聘するという大仕事が加わったので、これまで以上に大変だったようですが、「海外のプロのアカペラ・グループの優れた演奏を聴けて、国内のグループには、いい勉強になったよう。(ホテルでの)打ち上げも大変盛り上がり、参加者はいい交流ができた」と成果を語っておられました。
私どもは、台湾のアカペラ・グループの皆さんには、良いステージを披露して頂くために、これまで以上に心地よさや安らぎを感じてもらおうと腐心しました。
お陰さまでメンバーからは「Comfortable」だったと言っていただきました。
ところで、グループ名のPublic Bath Houseとは、(日本の)公衆浴場(銭湯)に入っているような気分で気持ちよく歌おうという意味で、その名がつけられたとか。
ところが、メンバーは連日、深夜までスケジュールが詰まっていたため帰りは遅く、あかつき屋の近所の素敵な温泉銭湯には行けずじまい。
これが残念と言えば、残念でした。
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