二人とも金沢は初めてとのことで、百万石の城下町に興味津々。2泊3日でご滞在の予定で、初日は浅野川界隈のひがし茶屋街や主計町を散策されました。
お二人は実は昨日金沢入りする予定だったのですが、今回の新潟豪雨でJR越後湯沢-金沢間が不通になったため、1日延期して本日東京から東海道回りで、来訪されたのでした。
(主計町に設けられた川床)

(浅野川大橋)

お二人は昼過ぎから観光に出かけられ、私が道案内しました。まず主計町に到着。浅野川の縁には川床が設けられていました。現在開催中の「浅の川園遊会 白糸川床」の会場でした。まだ、開宴前だったため、着物姿の仲居さんらが、忙しそうに会場準備に勤しんでおられました。
ひがし茶屋街では、街並み散策をしながら、国指定重要文化財のお茶屋「志摩」を訪れ、優雅で艶っぽいお茶屋の雰囲気を楽しまれました。その後、卯辰山寺院群にも足を延ばされたそうです。
お二人は主計町の居酒屋でお食事を済まされた後、あかつき屋の近くの温泉銭湯(公衆浴場)に行かれ、長旅の疲れをいやされました。
(あかつき屋でくつろぐフランスからのお二人=写真掲載了解済)

全てを終え、あかつき屋の掘りごたつ部屋(コミュニティ・ルーム)でほっと一息。彼は持参した甚平に、彼女はお宿の浴衣を着て、ガイドブックを見ながら、1日を振り返られました。
「金沢は落ち着いたいい町ね」「お風呂(近所の温泉の銭湯)でおばさんに声をかけられたんだけど、その人は(あかつき屋に向けての)バスでいっしょだった人。びっくりしたわ。人がみな親切ですね」などと話しながら、静かな夜をかみしめるように過ごされました。
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