(早朝のひがし茶屋街と散策を楽しむNさんご夫妻=写真掲載了解済)

実は、あかつき屋にご一泊されたNさんご夫妻(前日のブログで記載)が、この日、福井県内の東尋坊など2個所の観光地を回る予定を立てられており、時間的な都合から、ひがし茶屋街をあえて早朝に訪れることにしたのでした。
私にとっても、朝早いその茶屋街は歩いたことがなかったので、その様子を一度見てみたいと、Nさんご夫妻をお連れしたのでした。
この時間帯、もちろん通りのお料理屋や喫茶店、土産物店などの戸は、固く閉ざされています。人影はまばらで、時折、行き違うのは、犬を散歩する人や、早朝ウオーキングする年配者などです。
Nさん夫妻には、やや“無謀な(?)”茶屋街行きでしたが、この静謐さは、格別だったようで、「落ち着いて街を見られていいね。京都に似ているわね」などと語らいながら、歴史的な建築物を写真に収めたり、掲示物に目を向けたりされていました。
(道の真ん中でたたずむ猫)

目抜き通りから一本横に入った通りでは、一匹の猫が、自分を煩わせるものは何もないといった顔つきで、道の真ん中でのんびりとたたずんでいました。
(浅野川の浅瀬で過ごすカモたち)

例によって、あかつき屋から、ひがし茶屋街へは、賢坂辻から浅野川大橋付近まで、横山町、材木町の通りを歩いて行きました。途中、お店の大半が閉まっているなか、パン屋の「森長」さんや、高山豆腐店さんは、お店が開いており、家の人たちが忙しく動いておられました。
浅野川大橋から、せせらぎに視線を落とすと、浅瀬にカモが数羽留まっており、やはり雑踏のない時間が心地よさそうでした。
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