坂を登りきったところには、小立野寺院群のひとつであるお寺「高源院」があり、お参りさせて頂きました。
(馬坂不動尊で霊水をくむお客様=写真掲載了解済)

お客様は、神奈川県からお越しになった娘さんとお母様の親子で、金沢は初めてとのことでした。
娘さんがこのブログをご覧になり、ブログで以前にふれた馬坂不動尊へ行ってみたいとおっしゃったので、ご案内したのでした。
途中、扇町や天神町の歴史的街並み「こまちなみ」も紹介しながら、馬坂の坂を登り、その中腹にある不動尊に着きました。東屋風の木造の建物の奥に進み出ると、上のほうから水が流れ落ちていました。見ると、竜の口から水が出ているのでした。
(竜の口から湧き水が流れ落ちています)

その娘さんとお母様は、ひしゃくで水をすくって、手を清められました。そんな時、娘さんは突然声を上げられました。
「あ、カニがいる!」と足元の水がたまっているところを指差されました。
「え?本当ですか」。私は、その方向に顔を向けましたが、カニは直前、土の中に身を隠したあとでした。
そんな自然もここには、残っているんだ。新たな発見をしました。
眼病に効くという言い伝えがあり、霊水とされているこの不動尊にしばらくたたずんだ後、さらに「く」の字の坂を上がって、加賀藩主・前田家ゆかりの「高源院」さんへたどり着きました。
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