主な目的は、ゲストハウスの勉強で、ゲストハウスとしては大先輩の「サクラホテル神保町」さんに泊まりました。いくつか収穫があったことに加え、久しぶりに東京の空気を吸って気分も一新、リフレッシュした気持ちでお宿業に励んでいます。
(サクラホテル神保町)

サクラホテルさんを自らの研修先に選んだのは、東京で働く息子の勧めがあったから。このホテルは、一階にカフェがあるのですが、そこで息子が以前にお茶を飲んだことがあり、「なかなかいいゲストハウスだ」と紹介してくれたんです。
このホテルは、安価で泊まれる、外国人旅行者を対象としたお宿としては、日本でも先駆的な存在のようで、スタッフの応対や掲示物などに伝統を感じました。
ただ、さすがに今回の大震災の影響からは逃れがたく、震災後外国人旅行者は激減したとか。
それでも、朝一階カフェで落ち着いた表情で朝食をとる外国人カップルらの姿を見ると、外国人らには居心地の良いお宿として親しまれているんだなと感じました。
あかつき屋も、いい意味で、そつがなく、安定した心のこもったおもてなしができるよう、さらに精進しようと心に誓いました。
(皇居のお堀)

(梅林坂の梅)

このホテルからは、皇居が近いので、チェックアウト後、歩いてそこへ向かいました。
雨に濡れた後とあって、皇居の緑はしっとりとした色合いを見せており、一帯は都心と思えない静けさがありました。
梅林坂の梅の木は、熟れた実をつけており、ひしめきあう実は、重たげでもありました。
(お堀の周りを走る皇居ランナーたち)

お堀の周りは、うわさの皇居ランナーたちが、黙々と走っていました。マラソンを愛好する身としては、少なからず刺激を受けたことでした。
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