今回は、そんなおしゃれな金沢土産を知りました。布でできた飾り物や金沢のことを取り上げた小冊子などです。それらを前にして、お客様と楽しい時間が生まれました。
(金沢土産の鯛の飾り物=左と、風呂敷を利用した壁掛け=右)


これらのお土産物を買って、あかつき屋で紹介して下さったのは、ここで4連泊されたご家族です。
奥様がドイツ人男性とご結婚された後、ドイツで暮らしておられるのですが、今回長期の休暇を取られて来日し、ご主人と二人のお子様とともに日本の伝統文化が色濃い金沢に初めて来られたのでした。
途中、横浜にお住まいの奥様のご両親も、あかつき屋で合流され、金沢観光を楽しまれました。
金沢のお土産物は、お宿から次の旅先へ向かう前日の夜、ご披露されました。
布製の鯛(たい)の飾り物は、ひがし茶屋街の「招喜屋(まねきや)」さんで、購入されました。鯛が愛嬌のある表情をし、しっぽに笑顔の猫がしがみついているのは、何ともほほえましい。
布製の壁掛けは、実は風呂敷を利用したもの。尾張町の加賀友禅のお店「木倉や」さんで買われたもので、壁にかけるために、プラスチック製のポールを求められたそうです。お宿で早速、華麗な花をあしらった風呂敷をポールにくくりつけ、壁掛けに仕上げられました。
鯛の飾り物と風呂敷製壁掛けは、ご主人が買われたもので、ドイツ在住のお母さんと妹さんにお上げするするそうです。
奥様が金沢21世紀美術館で買ってこられたのは、『日々』という小冊子。東京の出版社が冬の金沢を特集しています。
金沢の古い町並みやお店、食、伝統工芸品などを写真やイラストと合わせ丁寧に紹介しており、好感がもてます。
冊子の中では、私の知り合いも登場しており、親しみがもてました。
(ドイツから来られたご家族と、奥様のご両親=写真掲載了解済み)

お客様を通じて、金沢の逸品や知られざる風物と出会う。このご家族をお送りした後、胸の内にほのぼのとした余韻が残りました。
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