百万石まつりは、初夏の城下を彩る一大時代絵巻、気温の上昇とともに、街はまつりに向けて熱気も次第に高まってきたようです。


今年の百万石まつりは、60回の記念に当たります。6月5日までの期間中、藩祖前田利家公が金沢城に入城するのを再現する百万石行列(4日)のほか、百万石踊り流しや茶会など多彩な催しが繰り広げられます。
今回は、金沢城近くでゲストハウスを営む立場になったので、これまでと違った興味があります。
実は今日、市役所前まで来たのは、前日からお泊まりのお客様を八坂を通って兼六園までお連れすることになったので、所用もあり市役所のある広坂通りまで足を延ばしたのでした。



途中、街や自然は、初夏の季節感にあふれていました。
八坂の中ほどから後ろを振り返れば、緑濃い卯辰山が鮮やか。
広坂通りでは、しいのき迎賓館が、ふだんにも増して気品ある佇まい。
お堀通りからの帰り道、石川門が、周囲の緑に包まれて、さわやかにそびえていました。
5月の空。
5月の風。
5月の緑。
5月のせせらぎ。
みずみずしい生命に包まれていることに感謝し、今日も元気でがんばっていきます。
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