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あかつき太郎の町家日記

金沢町家ゲストハウス あかつき屋をめぐる出来事や思い、人とのふれあいなどをつづるブログ。街角の話題や四季折々の風情も紹介していきます。

あかつき屋のホームページはこちらです。

ちまきを食す 口中に広がる柔らかな甘み

日々の町家暮らしで折にふれて目に留めるのが、「二十四節気・七十二候 歳時記カレンダー」。今日カレンダーを見ると、5月10日の欄には、「粽(ちまき)」の文字が。
ちまきは、「柱のきずはおととしの…」の歌詞で始まる童謡「背くらべ」に出てくる端午の節句にちなんだおもち。早速、近所の和菓子店「水本」さんで買って、頂きました。

(ちまき)
chimaki.jpg
「二十四節気・七十二候 歳時記カレンダー」は、あかつき屋の開業の際、ご近所からお祝いに頂いたものです。
このカレンダーには、季節の節目や四季折々の風習などが書かれているので、町家暮らしの参考になるとともに、生活のリズムをつくってくれています。

(二十四節気・七十二候 歳時記カレンダー)
saijikikoyomi.jpg
「5月10日」の欄には、「粽 端午の節句の菓子。もち米、うるちや葛の粉などで作ったもちを竹の葉や皮で包んだもの。茅の葉で巻いたのが語源という説もある」と記されています。

「そもそも、ちまきを食べたことがあるのだろうか?」。そんな思いがわくと早速、和菓子屋さんへ足が向かいました。

近所の和菓子店「水本」さんには、竹の葉でくるまれたちまきが、ガラスのショーケースに入っていました。
5本がビニール袋に入っているのを買い求め、あかつき屋に戻りました。

ちまきのひもをほどき竹の葉をはがすと、白いおもちが出てきました。添付されたきな粉をつけて口に運びました。口中には、柔らかな甘さが広がりました。

先のゴールデンウイーク中、かしわ餅を食べる機会も何回かありました。
四季の歩みとともに、時節にちなんだ和菓子に親しむ。
どことなく生活にアクセントと潤いを与えてくれる季節のお菓子。片時とは言え、幸せを感じる時。戸外の雨音を聞きながらのひとときでした。







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