このアートの創始者の才田春光さんが犀川べりで開くお店「HIMITO 光水土」をグループで訪れ、才田さんご自身から主に果実の皮を素材として造形する芸術についてお話をうかがい、実際に体験しました。
果実の皮はむいてしまえば、無用のものとして捨てられてしまうものですが、細工ひとつで人を魅了するものに生まれ変わります。その着想と創意工夫に一同感嘆しました。
(ピールアートのお店「HIMITO 光水土」)

ピールアートのお店は、金沢周遊バスのバス停である犀星文学碑の前にあります。中に入ると、タンポポの綿毛の丸い球がすだれのように上下につながっているのが目に留まります。特殊な処理がされているのでしょう、毛は不思議とけば立ったり落ちたりしないのです。
(店内に並ぶ様々なピールアートの作品)


店内にはそのほか、たまねぎやれんこんの皮、いちごのヘタ、オクラなどを乾燥させた上、手を加えてインテリア小物に仕上げた作品が並んでいました。それぞれに生命感をもっており、メルヘンの世界に入った感覚に陥ります。
(ミカンの皮で作った作品)

ピールアートの創始者であり、第一人者でもある才田さんは、テレビ出演のほか、著書においてもピールアートの魅力を語っておられます。その先生から直接ミカンの皮を使って、ピールアートを体験する機会を得ました。
細かくカッターで割いたミカンの皮を丸め、これを針金に通してリング状にしました。
小1時間でミカンの香りのするしゃれたブレスレットになりました。
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