雪がちらついたり、突風が吹いたりと不安定な天候が続いていますが、着実に春は近づいているようです。
(兼六園の梅林を見学する金沢城大学の受講生)

この日は、平成22年度城と庭の探求講座「金沢城大学」の講座が県立美術館広坂別館であり、「金沢城と兼六園の花便り」と題した講義の後、お隣の兼六園を訪れたのでした。
講師の先生は、金沢城・兼六園研究会会員の城森順子さん。城森さんは、金沢市のホームページに兼六園の花便りを掲載されておられ、名園の四季の草花や樹木に大変お詳しい方です。
(緋の司)

(白加賀)

講義の後、城森さんに伴われ、これからいよいよ見頃となる兼六園の梅林を訪ねたのでした。
梅林では、白梅の白加賀、青軸や紅梅の緋の司、八重寒紅などが花を開いていました。梅は花びらがそんなに大きくない分、どこかつつましく遠慮がちに見えました。
兼六園には、20種、約200本の梅の木があるそうで、これから暖かくなるにしたがって、梅は咲き競うように、きれいな花を見せてくれることでしょう。
無事修了証書を頂く
ところで、この日の講座は、同日が平成22年度の最終講座とあって、講義の後閉講式があり、修了証書を頂きました。
昨年10月にスタートした本講座、開講時はゲストハウスの開業前だっただけに、修了できるか不安もありましたが、あかつき屋オープン後も、仕事の合間を縫って受講し、全8回のうち1回の欠席で済みました。
試験があった訳でもないのですが、無事講座を終え、修了証書を手にすると少なからず喜びと満足感がありました。
(多少とも)がんばったことが、目に見える形で結果として現れるとうれしくなるのは、いくつになっても変わらないのだなと、感じたことでした。
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