あかつき太郎の町家日記

金沢町家ゲストハウス あかつき屋をめぐる出来事や思い、人とのふれあいなどをつづるブログ。街角の話題や四季折々の風情も紹介していきます。

あかつき屋のホームページはこちらです。

花嫁のれんに晴れやかさと厳粛さ

あかつき屋の上がりの間に花嫁のれんを飾りました。実家の母が嫁入りした時に持参したものです。題は「高砂」で、母の実家の家紋のほか、松竹梅や鶴亀など縁起の良いものが描かれています。
お部屋には、晴れやかな雰囲気が漂うとともに、厳粛なものも感じました。

(母が持参した花嫁のれん)
hanayomenoren1.jpg

花嫁のれんは、幕末から明治時代初期の頃に能登、加賀、富山において庶民の生活の中から生まれたのれんです。
花嫁が嫁入りの時に、花嫁のれんを持参し、花婿の家の仏間の入り口に掛けられるものです。花嫁はのれんをくぐり、先祖の仏前に座ってお参りしてから、結婚式が始まります。

今日あかつき屋に掛けられた母の花嫁のれん、実は私、初めて見ました。60年近く経っている割には、保管の仕方が良かったのか、新品同様の真新しさです。
松竹梅などのほか、友白髪の老夫婦が穏やかな笑みを浮かべてたたずんでいる姿が描かれています。

(花嫁のれんに見入るお客様のご夫妻)
hanayomenoren2.jpg

花嫁のれんを飾った時、たまたま首都圏から来られたお客様のご夫妻が居合わせました。
ご主人が「朝日があるので、あかつき屋にぴったりだね」とおっしゃると、笑いが。
奥様は「いつまで見ていても飽きませんね」とちょっぴり神妙な感じでおっしゃいました。

母の花嫁道具の一つとも言える花嫁のれんが、いま町家ゲストハウスでお客様を迎える役割を果たすことに。
そのめぐり合わせに、深い感慨を覚えました。




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コメント

お世話になりました。

先日は大変お世話になりました。
お家のように寛ぐことが出来ました。
到着した時は、寒くて夜寝れるかしらと心配でしたが、おふとんがあたたかでとても寝心地がよく、2日間ともぐっすり眠れました。
また、美味しいお店もご紹介いただき、ありがとうございました。2軒とも美味しくて大満足でした。
思いがけず、花嫁のれんも見ることが出来て充実した金沢を過ごすことが出来ました。
本当にお世話になり、ありがとうございました。

あの後は七尾に行ってきました。
ちょうど七輪祭りをやっていて牡蠣などをたらふく食べて帰ってきました。

こちらこそありがとうございました。

当初、寒いこの時期、お客様に来て頂けるのかと不安があったのですが、週末を中心に幾組もお越し下さり、感謝感激しています。

「夜、ぐっすり眠れました」というご感想は、最高にうれしいお言葉です。ありがとうございました。

またのお越しをお待ち申しています。


  • 2011/02/15(火) 07:46:17 |
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  • あかつき太郎 #-
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