いしかわ百万石文化祭の行事の一環として始まったこのイベント。歴史都市・金沢に新たなページを刻む催しとなりました。11月26日まで開かれています。
(様々なアートが展開した「金沢城 光の祭」)




デジタル技術を駆使して、新たなアート世界を創造するチームラボの作品展示は以前に金沢21世紀美術館で開かれ、それを見て非常に感銘を受けました。今回は金沢城を舞台にそのプロジェクトを展開するということで、迷わす来場を決めました。
石垣や建造物などに映し出される様々な映像。それは、カラフルで、動きや点滅を伴うものです。
「千と千尋の神隠し」を思わせるような、寓話的な世界や象や鳥たちが行きかい、交歓する心和む動画、そして、数多くの卵型のオブジェがカラフルに明滅する空間もあり、全く飽きさせない場となっています。
10月に入り、暑さもやんで、お城の一帯には、虫の声が響き渡り、それらは、会場に流れる軽やかなBGMとちょうどよい感じで音のハーモニーをつくっていました。
城下町金沢のど真ん中に現出した、幻想的で斬新なアート空間。
このまちの魅力と可能性を改めて認識したひと時でした。
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