乙女文楽さんの金沢公演は、ほぼ10年ぶり。その時もメンバーの方たちは、あかつき屋にお泊まりになっており、私どもにとっては久しぶりの再会にもなりました。互いの健勝を喜びながら、しばし歓談の時をもちました。
(乙女文楽さんの公演=写真は主催者ご提供)


乙女文楽は、人形を女性が一人で操る浄瑠璃で、大正14年に大阪で誕生しました。しかし、一時戦争などで途絶えましたが、有志の呼びかけで平成に入って復活しました。
21世紀美術館での公演では、3人のメンバーが出演しました。「二人三番叟」や伽羅千代萩「政岡忠義の段」など四演目を披露。その熱のこもった舞台は、着物姿が目立つ客席を魅了しました。
座員の方々は公演が終わって、あかつき屋にお越しになった時は、いずれも安どと達成感の表情を浮かべておられました。
お泊まり後の翌朝は以前と同様に、材木町のパン屋・森長さんのパンで朝食を取られました。
(公演が成功し、ここを後にされた乙女文楽の皆様)

乙女文楽の皆さんのあかつき屋での二泊三日。この間は、長かった夏が終わりを告げ、秋の訪れを日ごとに感じる時間でもありました。
互いに、健康に過ごしていることの喜びをかみしめつつ、今日、明日も頑張ろうと気持ちを新たにすることにもなりました。
皆様、ご宿泊ありがとうございました。公演、お疲れさまでした。
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