出品して下さったのは、喜多雅美さん(金沢市)で、加賀繍の老舗工房「加賀繍IMAI」に所属されています。四季のパネルや干支を題材にした額、スマホ入れなどの20点を出品して下さいました。
(加賀刺繍の作品についてご友人に説明する喜多さん(右))

この日は、喜多さんのかつての職場仲間数人が、作品を見てみたいと会場に足を運んで下さいました。
心を込めて刺繍された一点一点は、華やかさと優美さを備えたもの。ご友人の方々は、ふだん接することのない、加賀繍の魅力をも知ったようでした。
喜多さんの加賀繍との出会いは、5年前。子どもの頃から、美術や手を動かして何かを作り上げることが好きで、伝統工芸の継承の一端をも担えればと、加賀刺繍の工房を訪ねたのが始まりでした。
(加賀刺繍の作品の一部)


「いい気分転換にもなる」(喜多さん)と制作に打ち込み、今は第一線で活躍されています。「細々でも長く続けていきたい」と今後について語る喜多さん。今は人生の新たな柱になっているようです。
そんな喜多さんのご様子に、ご友人たちは、喜多さんの新たな一面を見たようで、刺激をも受けたようでした。
喜多さん、ありがとうございました。
作品は20日頃まで展示しています。
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