私どもあかつき屋のスタッフは普段から、この町家に限らず、周辺の人ともカジュアルに交流してほしいと願っていますので、そんな光景を間近に目にすると、とてもうれしく思います。いわゆる「観光」という目に見えないオブラートやバリアを越えた人と人とのふれあい。かかわった人たちにとっては、無形の財産になったのではと、感じています。
(二泊されたスイスからのご一家=写真掲載了解済)

スイスからお越しになったのは、ご家族五人さん。日本人女性Sさんがあかつき屋に宿泊申し込みされ、スイス人のご主人と娘さんお二人、そして義母の方とで2泊されました。
金沢の定番の観光地のほか、近隣の玉泉園でのお点前や兼六温泉などで、地元の人と気さくに会話されたそうです。
ここでのご宿泊で有終の美を飾ったとも言えるのが、あかつき屋の前のお寺・広済寺さんでのひとときでした。
(お寺の奥様から話しかけられるお嬢さん)

(広済寺さんで頂いた御朱印)

ご一家のお嬢さんは、ここで持参したノートに御朱印や家紋を記してもらいました。合わせて、手作りの折り紙細工も頂きました。お子さんたちは「いい思い出になった」と大喜びでした。
ご出発に当たって、お嬢さんらはお宿ノートに金沢での旅の記録をかわいい絵や折り紙を織り込んで残されました。
Sさんは「二泊では見切れませんでした。日本を初めて訪れた義母も喜んでくれたのが、うれしかったです」と振り返られました。
皆様ご宿泊ありがとうございました。また、お会いできるのを楽しみにしております。
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