依然、辛抱の時季ですが、それでも、心が華やぎ、明るくなる、ひと時がありました。近くの兼六園で、夜間のライトアップが行われていたのです。庭園は黄金に光り輝き、雪吊りを施された松や灯篭は、一気に存在感を増していました。
城下町金沢の中心部でお宿業を営む至福を感じました。
(ライトアップされた徽軫灯籠一帯)

先日、三重県出身のカップルのお客様が、このライトアップが良かったとおっしゃっていたので、冬の風物詩を体感しようと、私どもも歩いて出かけました。
(唐崎松。躍動感さえ)

(霞ヶ池の水面は鏡のように名松を映し出しました)

兼六園を代表する徽軫(ことじ)灯籠付近では、撮影を待つ人の列ができていました。それに並んで、慌ただしくシャッターを切りました。
名木として声価が高い唐崎松も、格好の撮影スポット。松が波打つように連なるその姿には、躍動感さえ感じました。
また、別の場所でもカメラを向ける姿が。霞ヶ池べりです。その池の水面には、向こう岸で屹立する唐崎松が、鏡に映したように現れているのです。その美しさに、言葉はいりません。
目が覚める絶景に、包まれた時間でした。
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