あかつき屋のご宿泊客の方々もその作品に視線を向けており、この純和風の町家にクリエイティブな空間が生まれました。展示は今月16日に予定する次回2回目の水スポット撮影ツアーまで行う予定で、お泊まり客に限らず、作品を観賞したい方も、あかつき屋への来館ができます。
(水スポット撮影ツアーでの参加者の作品を展示)

私たち主催者側は、この水スポット撮影ツアーでは、よく似た作品が集まるのではないかと正直危惧していました。しかし実際、それはうれしい誤算でした。
参加された方々が撮った写真は、例えば鈴木大拙館の「水鏡の庭」では単に水面だけに視線を向けるのではなく、空模様や光の加減とのバランスにも気を配ってシャッターチャンスを狙ったものがありました。
また、松風閣庭園の池では、水面に映る木の葉を、実際のそれと対照させる形で撮ったものでした。
いずれの作品も、撮影者の被写体に対する鋭い観察眼と集中力を否応なく感じさせます。
今月の次回撮影ツアーでは、どんな作品が集まるのか、早くも期待がもてます。
館内に栗やアケビを配す
(いが付きの栗の実。背後に花ナス)

(アケビの実も)

10月に入り、秋がさらに歩を進めたことを感じます。朝夕は、ひんやりした空気が漂います。
それに合わせて、館内に秋のしつらえを施しました。
いが付きの栗の実をコミュニティルームの小机に置き、アケビを上がりの間に備えました。
あかつき屋に秋の彩りが加わりました。月夜の時などは、静けさを一層感じます。
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