寒さに加え、例の「オミクロン」がその勢力を広げつつあるので、何となく憂鬱。そんな思いを払しょくしたくて、私たちの知り合いが営むカフェにまで足を延ばしました。そこは湯涌温泉の入り口にある「Cafe Lente (カフェレンテ)」さん。
お店に入って、息をのみました。
絶景と呼ぶにふさわしい雪景色が広がっていたのでした。
(窓外に雪景色が広がるカフェ・レンテさん)

(雪をかぶり木々は見事な造形美)

到着したのは、午後3時頃。ちょうど若者グループのお客さんたちと入れ替わりとなりました。
温泉街は、雪に覆われ、ここの店内も静寂に包まれています。
外は、雪で真っ白。雪を着けた木々は、わずかに幹や枝を露出させ、見事な造形美をつくっています。
店内では、薪ストーブが赤々と炎をくゆらせ、流れる軽やかな洋楽と相和するかのよう。
オーダーしたカフェオレと、スナック菓子でティータイムを楽しみました。
オーナーのご主人としばしおしゃべりしました。
「朝、店に着いたら、雪でいっぱい。デッキなどの除雪で3時間かかりました」とご主人。開店前は、仕込みやお掃除などで大変だったと思います。
しかし、お店にいると、そんなところは微塵も感じません。お客様には、ただただ快適で上質な時間を提供する。これが、人をおもてなしするサービス業の真髄と言えましょうか。
(雪にけむる湯涌温泉街)

窓外を眺めていると、降る雪が激しくなってきました。ここは別天地ですが、帰り道が心配され、店主に「ごちそうさまでした」とお礼を述べ、お店を後にしました。
春は新緑に包まれ、秋は紅葉に彩られる。そんな自然の中で、自身をリセットできる空間と感じています。
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