金沢からそこまで、高速道を使わず、下道で行きました。ほど良く沿道の風景を楽しみながら、一時間足らずで目的地に着きました。
三連休最終日の昼下がりですから、海外にも名がとどろく、その観光地も、観光客はそんなに多くなく、落ち着いて散策を楽しみました。
(稲刈りが間近な稲田。背後には合掌造り家屋)

点在する合掌造り家屋。黄金色に色づき、頭(こうべ)を垂れる稲田がある一方で、刈り終わった田も見られ、農家の生業(なりわい)を感じることに。ススキもあちこちで風に揺られています。
(秋の深まりを感じる相倉集落)


到着した頃は、じんわりと暑さを感じましたが、時間の経過とともに、大気が爽やかになっていくのを感じます。山里は季節が進むのも早い。そう感じたことでした。
(この日、集落は秋祭りの日でした。神社を参拝)

村の山裾にある神社の鳥居の両側に長い旗が立っています。前方に進むと、その社には、御神燈と記された提灯や幕が掲げられています。秋祭りのようでした。
境内で地元の子どもたちが駆け回り、観光客が行き来する中で、私たちも拝殿の前で鈴を鳴らし、手をたたいて参拝しました。
相倉には、実は知人がおり、茶店で数年ぶりに近況を語り合うことに。流行り病のせいで、困難が続きますが、前向きに毎日を送っていこうと心を新たにしたことでした。
帰り道。城端方面へ向かう山あいの国道304号。前を突然カモシカがダッシュで横切っていくハプニングも。目が覚めました。
五箇山周辺は、交通の便が良くなり、思いのほか近く、金沢を訪れた観光のお客様には、ぜひ紹介したい土地。その良さを再認識した小さな旅となりました。
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