あかつき屋では、お客様には少しでも涼しさを感じてもらおうと、玄関やお部屋など各所に観葉植物や調度品を配しています。苔玉や風鈴等々。それらは目や耳に心地よい感触をもたらしてくれます。
【手作りの苔玉を各所に】
(玄関の下足箱の上に三玉)

(洗面所にも)

今年の夏の演出として、一番に挙げられるのは、苔玉。スタッフの手作り品で、苔で覆った球の上にモミジなどの小品を植えています。
それぞれに味わいがあり、玄関の下足箱と洗面所に置いています。
今年苔玉を置くことにしたのは、金沢市観光協会などが主催し、あかつき屋が企画運営する金沢再発見モニターツアー「美しき名園めぐりと座禅、美味体験(宿泊プラン)」の中で苔玉作りを行うからです。スタッフは苔玉エキスパートを目指して、現在奮闘中です。
館内の各所に配する生け花と合わせ、お客様には居ながらにして自然を感じて頂いています。
(朝顔を描いた色紙は上がりの間に)

(軒下で涼感を醸す風鈴)

上がりの間には、朝顔を描いた色紙を衝立に掛けました。生前水墨画をたしなんだ父の作です。
玄関の軒下には、南部鉄器の風鈴を提げています。風を受けて、硬質の金属音を響かせています。
その鈴の下で短冊が風に揺れています。「朋(とも)あり 遠方より来たる」と毛筆でしたためられています。これは、妻の手によるもの。
真夏であればこそ映える苔玉や風鈴などの風物。炎天の下、快適なお宿にと、微力ですが心を砕いています。
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