五輪と言えば思い出されるのが、9年前のロンドン五輪の柔道女子57㌔級で金メダルを獲得した松本薫選手です。松本選手は、あかつき屋の近くにご実家があり、地元の味噌蔵町小学校(現在の兼六小学校)を卒業されており、とても身近に感じます。ロンドン五輪では大苦戦した日本柔道の中にあって金メダルをもぎとった快挙は、今も燦然と輝きます。
その決勝での勇姿を描いた水墨画が、兼六小学校に飾られています。生前、水墨画をたしなんだ私の父がロンドン五輪の年に描いたものです。地元の人の仲立ちで学校に寄贈させて頂きました。
過日、階段踊り場に飾られているその絵を篠原忍校長先生らのご案内で見せてもらいました。9年前のこと、そして4年前に90歳で他界した父のことが思い出されました。
(兼六小学校に飾られている松本薫選手の勇姿を描いた水墨画)

現役時代の松本薫さんの活躍については、今さら言うまでもないことです。私にとっては、五輪のことのほかに、松本さんが選手仲間とトレーニングで近所の八坂を走って昇り降りした姿がよみがえります。
今は、結婚して子どもさんにも恵まれ、素敵なママさんになられていますね。
味噌蔵町小学校が材木町小学校と統合して、今は兼六小学校に名前が変わっても、後輩に当たる児童たちにとっては、あこがれであり、敬愛する大先輩であることに変わりはないようです。
間もなく57年ぶりに東京オリンピックが開催されます。再び見る人を感動させるドラマが繰り広げられると思うと、今からわくわくします。
スポンサーサイト