今、ここは花に彩られる季節。お庭のサツキ、玄関付近のダイアンサスやルピナス等々。これらの花は、木質の町家によく合い、建物を一段と引き立てます。
ただ、今は、水回りの工事を行っているので、あかつき屋は閉店中ゆえ、お客様の目にふれることはありません。残念ではありますが、リノベーションした後、あかつき屋は一層美しく、利便性が増すと思うので、それもいっときのことと受け入れています。日々、粛々と過ごしています。
(満開となったサツキ)

(縁側からお庭を望む)

お庭は、このあかつき屋において、重要エリア。縁側からの風景は、この上ないもので、寒い冬の時季を除いて、お客様には縁側からの眺めを楽しんで頂いています。そのため、水やりや草取りは欠かさず、年に数回庭師さんに入ってもらい、樹木の剪定をしてもらっています。
苔は次第にその面積と厚さを増し、お庭全体に広がっているその様は、毎日見ている自分でも感銘を受けるほど。その中で今は、ツツジに続いてサツキの花が見頃を迎えました。赤や白の花が庭に華やかさを与えています。
大きな葉が特徴のギボウシも茎を伸ばしています。つぼみが膨らんできており、あと一週間ほどで可憐な白い花をつけそうです。
(華やかなダイアンサス)

(ルピナスなどの寄せ植え)

家の前のダイアンサスはナデシコの仲間。多年草で先の大雪を乗り越え、一斉に赤い花を咲かせました。前を通る近所の人の目を楽しませているようです。
水回りの改修工事進む
日中、工務店さんや水道屋、電気屋さんなどの工事関係者が出入りしているので、その進捗を見ながら、その方たちと言葉を交わしています。
本格的な夏の観光シーズンを前に、進められる改修。ひと月余り後、リノベされた町家で過ごされるお客様の笑顔を思い描く日々です。
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