安否確認などのメッセージと共に添えられていたのは、チョコレートの贈り物。外国のみならず、遠方との往来がためらわれる風潮がある中で、この思いがけないギフトを前にすると、スイスの高原の風を感じた気分になりました。
(スイスから届いたチョコレートとお便り)

スイス・ジュネーブの田舎町で暮らす、このご一家は一昨年の7月にあかつき屋にお越しになり、延べ一週間ほどご滞在になりました。ゆっくりと金沢を楽しみたいというご意向があり、私どもも、お泊まりの間、いつしか裃(かみしも)を脱いだお世話をさせて頂きました。
あれから2年ほどが経過、世界は一変しました。お客様との間では、互いに安否を気遣うようになり、折にふれてお元気な様子がメール等で届けられると、うれしくなります。
今回のスイスからのお便りは、僥倖と言えるものでした。頂戴したチョコレートは、スイスの風土が染み込んだ味がしました。
「また、日本に来たい」とのメッセージも。本当に再会したいものです。
ご一家の皆さん、ありがとうございます。また、お会いしましょう。
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