今日3日は、桃の節句の雛(ひな)祭り。古来から我が国に伝わる、女の子の健やかな成長と健康を願う行事。あかつき屋では、この時季に合わせ、上がりの間に、ひな人形飾りを整え、お客様をお迎えしています。
お部屋に鎮座したひな飾り。春を確かなものにしてくれるようで、気持ちが明るくなります。
(上がりの間に飾ったひな人形)

(宿の各所に置いた様々なおひな様)


この雛飾りは、数年前、遠方の親戚筋から頂いたものです。最初の持ち主の方の娘さんが大きくなられ、使われなくなったので、再び日の目を見る機会をと、この町家宿に託されました。
華麗、豪華な雛人形飾りは、国登録有形文化財のこの町家の風格を高めてくれるようで、毎年ありがたく飾らせてもらっています。
これに合わせ、お宿の各所に陶製や貝殻を布でくるんだものなど、様々なおひな様を置きました。お部屋のかわいいアクセントになっています。
(玄関前にルピナス)

(玄関内のセネシオの傍らにもおひな様)

これに合わせ、季節の花木も衣替えしました。玄関前には、ルピナスの鉢植え、玄関内の円窓前には、木立ち性セネシオ(桂華)を置きました。
いつものことながら、町家が彩り豊かになるかと思うと心が弾み、これらの花を求めて足取り軽く、ホームセンターなどへ向かっています。
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