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あかつき太郎の町家日記

金沢町家ゲストハウス あかつき屋をめぐる出来事や思い、人とのふれあいなどをつづるブログ。街角の話題や四季折々の風情も紹介していきます。

あかつき屋のホームページはこちらです。

旅の達人 グルメ探訪の四日間

まさに「旅の達人」と呼べる人でした。あかつき屋に奥様と三泊された60代半ばの男性。若い時には、旅行で全都道府県を制覇されています。

今回の金沢旅行では、食にこだわられ、近江町市場へ何度も足を運ばれ、ここならではの産物を購入される一方、お食事も金沢おでん、治部煮など、ソウルフードを堪能されました。夜は、あかつき屋で食談義。こちらも大いに刺激を受けた四日間となりました。

(石川のグルメ探訪をされたご夫妻=写真掲載了解済)
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その男性は学生時代から、全国津々浦々を旅されており、移動手段に使った汽車(列車)にも造詣が深い方です。
1980年で廃線となった北陸鉄道能美線(鶴来駅(現白山市鶴来町)-新寺井駅(現能美市根上町))にも乗ったことがあるそう。「沿線には、灯台笹(とだしの)、火釜、来丸(らいまる)、五間堂(ごけんどう)などの駅がありますね」という言葉には、驚かされました。極めてローカルな地名を今も覚えていらっしゃるとは。石川県民でも、この路線の駅をそらで言える人は、決して多くないでしょう。

地元グルメにもお詳しく、近江町市場では、奥能登の魚醤いしる(いしり)などを買われ、国道をはさんで向かいにあるエムザの地下食品売り場を訪れ、地元食肉メーカーの天狗中田さんのハムなどを携えて帰って来られました。

(「さぶろうべい」さん本店前で)
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(「まつや」さんの看板前で)
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こちらも、このご夫妻のニーズに可能な限りこたえようと、冬の郷土食かぶら寿司や大根寿司などを披露。
最終日の四日目は、車でかほく市にまで足を延ばし、これも石川県が全国に誇る、ソウルな鍋料理を出す飲食店をご案内させて頂きました。とり白菜鍋の「「さぶろうべい」」さんで昼食。すぐ近くの、とり野菜の「まつや」さんは飲食店が休業中だったため、記念撮影だけにとどめました。

ご夫妻は、石川県の観光は金沢や輪島がある奥能登がおなじみだったそうですが、金沢近郊のかほく市などは、不案内だったよう。「石川の新たな魅力を知る機会になった」と、満足感を漂わせながら、振り返られました。

三泊のご宿泊ありがとうございました。ここは、まだまだ知られざる魅力がありますので、ぜひ再度お越し下さいませ。

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