格子戸や障子戸など、ほとんど木で造られているこの町家・あかつき屋は、外に面する戸が強い風を受けて、音を立てて揺らめきます。寒中にあっては、静けさを一層際立たせます。
用心のため、外に出ることは控え、書類整理など、静かに中の仕事に専念する日となりました。
しばしば、消防車などの救急車両がサイレンを鳴らす音が聞こえました。詳しいことは分かりませんが、このような天候ですから、火災というよりは、物が落下したとか、スリップなどの事故での出動でしょうか。大事に至らなければ、いいのですが。
(雪吊りが見事な木々=あかつき屋のお庭)


雪吊り、整然と美しく
あかつき屋のお庭。年末の降雪の後、雪はいったんは消えたのですが、今回の風雪でお庭は再び雪をかぶりました。
でも風が強いこともあり、雪吊りが施された松の木は、ほとんど雪を着けることはなく、支柱から下に向けて整然と張られた縄は、揺るぎない円錐形の美を見せています。
雲が足早に東の方向へと動いています。こんな日でも、青空が見え、気持ちが明るく。
北陸地方は、週末にかけて大雪になるのだそう。不測の事態を招かぬように、準備をしなければ。
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