afterコロナ、withコロナの活路、打開策は、あるのか。様々な観光事業者が集った団体なので、コロナに対する危機意識は、尋常ではありません。今年創業10周年を迎えたあかつき屋にとっても、現状を見つめ、近未来に思いをめぐらす機会となりました。
(金沢市観光協会の総会)

席上、総会資料が手元に配布されました。その協会の事業内容を見ると、不勉強を恥じずに言えば、こんなにも事業が広範にわたっているのかと、驚きさえありました。
金沢を軸とした広域連携、インバウンド対策、さらには、近年注目されるスポーツ・ツーリズム等々、様々な角度から観光振興を図っています。
しかし、今般のコロナ禍は、そのパワーは計り知れず、これまでの地道な営為を根底から吹き飛ばすほどの破壊力があり、言葉を失うほどです。
今後の方向性や戦略は、どうあるべきか。これまでの常識や取り組みにとらわれない、哲学や発想が求められているのかもしれません。
金沢は2015年に、北陸新幹線が開業。その後数年間は、観光ムードがかつてないほどに高まり、宿泊・飲食業の開業がブームとなりましたが、今はそれも沈静化。身近に、その浮き沈みが見られます。
あかつき屋はもちろん、そうした潮流や動向のただ中にあり、これまで以上に幅広に考え、観光の根本、在り方からも探っていくことが必要であると考えています。「コロナ」は図らずも、今の立ち位置や今後について、見つめ直す機会を与えてくれました。
(様々な観光資料を備えた金沢中央観光案内所)

金沢中央観光案内所がオープン
さて、総会会場のニューグランドホテルの裏手に、新たなスポットがこの度誕生しました。金沢中央観光案内所で、今回初めて立ち寄りました。数人のスタッフが配置され、フロアーには観光に関する様々な資料が置かれています。
この案内所近くでは、金沢城公園と尾山神社を結ぶ鼠(ねずみ)多門(たもん)橋が、今月中に完成します。案内所は、金沢観光のグレードアップに役割を果たしていくことでしょう。
スポンサーサイト