しかし、その雨も昼過ぎ頃からは上がり、穏やかな天候となりました。それもあって、所用を済ますため、あかつき屋から市役所などがある市中心部へ歩いて出かけました。道沿いには、紫陽花(あじさい)が、今が見頃とばかりに満開となっており、心が和みました。
(金沢城そばの紫陽花が満開。思わず足を止めました。)

朝から強い雨になると、街の様子は一変します。通常は、徒歩や自転車などで通勤していた人が、マイカーに変えるためか、道路は随分と混みます。信号待ちでは、車の列が長く延びるため、見ているだけで落ち着かない気持ちになります。
この日、市中心部での用事を済ませ、歩いてあかつき屋に帰る途中、金沢城石垣そばの、いもり堀園地で美しい風景と出会いました。紫陽花の花が満開となっていたのです。
花々は午前の雨で、さらに生気を得て、爽やかさと鮮やかさを増したようです。
梅雨時は、災害のリスクが増す時季でもあります。5年ほど前ですか、金沢中心部で1時間に約70㍉㍍の雨量を記録する豪雨を経験しました。その際、道路は滝のように水が流れ、あかつき屋の横の側溝は、今にもあふれそうになりました。あわや床下浸水かと、肝を冷やしました。
そんなこともあって過日、あかつき屋では土のうを準備しました。金沢市道路等管理事務所で土のうを無料配布していることを知っていたので、そこへ出かけ、幾袋か調達しました。
(金沢市道路等管理事務所)

(倉庫から土のうを搬出)

その管理事務所は北陸道森本インタチェンジそばにあり、立派な建物でした。事前に市を通じて連絡してあったので、係の人が親切に対応して下さいました。
倉庫には数多くの土のうが保管されていました。一つの土のうは10数㌔の重さだそうですが、砂が満杯に入っていると見た目以上に重いです。車の荷台に載せ、あかつき屋まで運びました。
備えあれば、憂いなし。梅雨の大雨を迎える気持ちも随分と変わりました。
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