金沢は、そうした点において、恵まれた土地です。兼六園をはじめとした名園や地元では知られたお庭が身近に点在しているのですから。
あかつき屋から歩いて行けるところにある兼六園。今、そこは梅の花が満開でした。
(花が満開となった兼六園の梅林)


兼六園の梅林では、白梅、紅梅の花がちょうど見頃になっていました。暖冬の影響で一週間ほど早い開花前線でしょうか。
明るい日差しの下、観光客の方々が多く集まり、カメラを向けるなどしていました。
梅林の敷地に流れるせせらぎも、可憐な梅の花々と相和し、早春の清らかな風景をつくっていました。
(つがいのカモがたたずむ霞ケ池)

園内で最も大きい池・霞ケ池は、その広々とした水面に青空を映していました。片隅にカモのつがいが。何の憂いもない、その姿に心が和みました。
(女性の着物姿も見える金沢城付近)

兼六園から金沢城へ。ここも観光客が、そぞろ歩いていました。ここでは感染病騒動の雰囲気を全く感じることができません。
女性の優美なお着物姿が、あちこちで見られました。
この時季、この場所でしかできない、身のこなし、過ごし方。城下町金沢の令和の早春は、輝きを失っていません。
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