(味噌蔵出張所)

あいにく消防の担当者は不在でしたが、救急隊の責任者とお話することができました。
私どもが開設するゲストハウスでお迎えするお客さんは、外国人観光客も想定しているのですが、そこら辺のところは、救急隊の人も心得たものでした。
というのは、味噌蔵出張所は、兼六園の近くであるため、ふだん外国人観光客をよく目にしているのに加え、実際、外国人も救急搬送する機会があるからです。
ただ、英語が不慣れなところもあるため、有事に備え、ふだんから英語の勉強をしているとのことでした。
それでも、一刻一秒を争う救急出動の際、到着した現場では、外国人の患者の体の各所に手を当て「ペイン(Pain=痛い)?」「ペイン(Pain=痛い)?」と端的な単語でどこが痛むのか尋ねるそうです。
そうして、患部を確認できることもあれば、日本人がサポートしてくれる場合も多いそうです。
「(救急車が到着した)現場では、だいたいそばに日本人がいて、通訳してくれる」(救急隊)そうです。
とにかく、事故や急病などは、不意をつかれる場合が多いことから、あわてることなく対処できるように、応急処置や連絡、搬送方法などについて日頃からしっかり検討し、体制をつくっておかなければならないと考えています。
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