FC2ブログ

あかつき太郎の町家日記

金沢町家ゲストハウス あかつき屋をめぐる出来事や思い、人とのふれあいなどをつづるブログ。街角の話題や四季折々の風情も紹介していきます。

あかつき屋のホームページはこちらです。

近江八幡から金沢へ 広済寺ツアー

この週末、大阪などの若い人が参加して、ユニークな旅が実施されました。滋賀県・近江八幡市と金沢にある浄土真宗の古刹・広済寺さんを相次いでめぐるツアーです。

二つのお寺は、いずれの土地においても、その古い歴史から、枢要な地位にありますが、そのお寺の足跡を学ぶため、一日で訪問する旅が初めて企画されました。暑い一日でしたが、住職さんらお寺の関係者のご協力のお蔭で、収穫の多い、濃密なツアーとなりました。

(近江八幡市の広済寺さん=1昨年12月に撮影)
1227musaderamain.jpg

(貴重な古文書に熱い視線を注ぐ参加者の皆さん=ご提供写真)
0804oumihachimandocument.jpg

このツアーを実施したのは、主に大阪に在住する人たちで、仏教、とりわけ浄土真宗の学習に勤しんでおられます。あかつき屋は、金沢の広済寺さんの前にあり、そのお寺の本家に当たる近江八幡の広済寺さんともご縁があることから、この企画の実現に、陰ながら協力させてもらいました。

近江八幡の広済寺さんは西暦593年、聖徳太子が地元の武河綱に命じて伽藍を建立したのが始まりとされています。浄土真宗本願寺派の中でも、枢要な地位を占める古寺です。

金沢の広済寺さんは、文亀元年(1501年)3月15日に蓮如上人の命を受けた近江八幡の広済寺十代厳誓房祐念の二男祐乗坊が、本山の別院・尾山御坊の看坊職として派遣されたのが創立の起源です。

早い時代の流れの中にあって、広済寺さんのそもそもの始まりが、1400年以上も前にさかのぼる訳ですから、幾多の困難を乗り越えて、今日立派に存在することは、極めて価値のあることと思います。

(金沢の広済寺さんでご住職のお話をうかがう)
0804kanazawamusadera.jpg

このツアーの参加者は、本家と分家に当たる二つのお寺で、いずれも住職さんから、お寺の歴史について、詳しくお話をうかがいました。
近江八幡の方では、江戸時代に徳川家との関係を示す貴重な古文書を見せて頂きました。金沢では、近江八幡のご住職の実妹に当たる奥様からもお話を聞かせて頂き、奥様が500年近くの時を経て、金沢に嫁いできたことが、両寺のつながりを再び強固にしたというストーリーに耳を傾けました。

参加された方々は、どのお話もとても興味深く、広済寺さんの歴史を通じて、各時代の断面を見る思いをしたようです。

ツアーに参加された方の多くは、その夜、あかつき屋に宿泊されました。猛暑の一日でしたが、浄土真宗にまつわる歴史秘話を間近で聞き、昂奮冷めやらない表情で一日を振り返っておられました。

皆様、お疲れさまでした。また、ありがとうございました。

スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://akatsukitarou.blog96.fc2.com/tb.php/1144-0021ad61
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)